ハジけるようなシティ・ポップのその先へ。
進化したSPARKLING☆CHERRYの アーベインなラグジュアリー・スタイル。
前作『Roxy』から約2年。
ライヴ現場で数多くのベテラン・
アーティストと共演を重ねて成長してきたSPARKLING☆
CHERRYは、このコロナ・パンデミックを、豊富なキャリアを持つシンガー・
ソングライター濱田金吾との定例スタジオ・
セッションでくぐり抜けてきた。
その濱田をプロデュースに迎え、
1年半に及んだスタジオ経験を凝縮した集大成的アルバムが、
この『Windy』。
10年前の自主制作盤『ippo』からの3曲「
空の下World」「ミンナサミシイ」「線(ライン)」
では比類なきステップアップを感じさせ、
濱田がRaji(ラジ)に提供した「Goodbye Transfer」のカヴァーでは、
透明感溢れるcherryの歌声にネイキッドな表情を浮かばせる
。
もちろんリード曲となる「Windy Rain」「Your Wind」「素直になれたら」は、
それぞれの角度から彼らの魅力をフレームアップ。
いま SPARKLING☆CHERRYは、シティ・
ポップのその先へ、しなやかに、しかし力強く踏み出した。(
音楽ライター:金澤寿和)
1.Your Wind
2.Windy Rain
3.You are You
4.Goodbye Transfer
5.スマートな終わり方
6.空の下World
7.ミンナサミシイ
8.Collage
9.素直になれたら
10.RAINBOW SKY
11.線(ライン)
12.Answer
LINK:SPARKLING☆CHERRY H.P
Vocal Cherryさんから楽曲セルフライナー
M2 Windy Rain
まるで嵐のような向かい風
浴びるように自転車を走らせて’Windy Rain”が聞こえてきた
A headwind like a storm. I heard “Windy Rain” as I rode my bike into the wind.
M9 素直になれたら / If I Could Be Honest
故郷を離れて頑張るキミへ
頬にしょっぱさ感じながらメロディを浮かべた
M1 Your Wind
夏の終わり 太陽みたいなあなたの笑顔が
私にぬくもりと輝きを与えてくれる
The end of summer. Your smile, like the sun, gives me warmth and radiance.
プロデューサーの濱田金吾コメント
出会いは2017年12月に彼らの音楽性、演奏力を評価していた編曲家山川恵津子さんから誘われたSPARKLING☆CHERRYのライブ。それ以来、彼らのサポートでライブをしたり、常に進化するSPCと良い関係を築いてきた。
今回produceをするにあたり、cherryの歌を包み込む音作りを心掛けた。言い換えると『真夏の砂浜』から『夕刻の湾岸』という雰囲気。盟友でもある松下誠、宮崎全弘、木村誠、竹上良成に加え外園一馬、小川タカシなどサポート陣も素晴らしい。MIXもSPCを知り尽くした安部徹と万全。
濱田金吾のモットー『質の高いBGM』をどうぞお楽しみ下さい。
プロデューサー 濱田金吾
ファンキーに迫ってもオシャレ感覚を失わずアーバンを気取ったってスピリットは忘れません。
そこからハジケ出るリアリティに満ちたサウンドがバンドの一体感の中から、アロマのように自然に抽出されています。80年代グルーヴサウンドの中に新しい要素を取り入れながら、実際にその時代を牽引してきたミュージシャンとの共演により、しっかり芯の通ったより深みと自由度を増したサウンドで本質を描いています。ぜひお手に取って聴いて頂きたい1枚になります。